はじめに
「プロポーズにはバラの花束」というイメージは、誰しも一度は思い浮かべるほど定番ですよね。ですが、定番だからこそ「他の花を選んでサプライズ感を出したい」という声も少なくありません。
そこで今回は、プロポーズで渡す花をバラ以外にしたいと考えている方に向けて、人気の花と併せて筆者の個人的なおすすめもご紹介します。あなたの想いや相手の好みに合った花が見つかりますように。
バラ以外を選ぶメリット
まずは、バラ以外の花を選ぶことで生まれるメリットを簡単に確認しておきましょう。
- 意外性によるサプライズ効果
「プロポーズといえばバラ」という印象が強い分、あえて他の花を選ぶと意外な演出ができます。サプライズや相手の驚きと喜びを狙いたい方には最適です。 - 相手の好みに合わせやすい
バラの香りや見た目があまり好みではなかったり、花粉症などのアレルギーを持っていたりする場合にも、他の選択肢があるのは大きなメリットです。 - 豊富な花言葉のバリエーション
バラに限らず多くの花が素敵な花言葉を持っています。二人だけのエピソードや想いを花言葉に託すことで、より深い意味を込めたプロポーズができます。
バラ以外で人気の花5選
1. カスミソウ
- 花言葉:「感謝」「幸福」「純潔」
- 特徴:小さな白い花が集まって咲く可憐な姿は、全体をふんわりと優しい印象にしてくれます。ブーケに加えると一気に華やかになり、可愛らしさが際立つのも魅力です。
2. ガーベラ
- 花言葉:「希望」「前進」「常に前向き」
- 特徴:カラフルでポジティブなイメージを与えるガーベラは、ブーケにするとパッと明るい雰囲気になります。色のバリエーションも多いので、相手の好きな色を選びやすいのが嬉しいところです。
3. チューリップ
- 花言葉:「思いやり」「博愛」(色によって異なる)
- 特徴:春をイメージさせる可愛らしいフォルムが魅力。特に赤いチューリップの花言葉である「真実の愛」は、プロポーズにぴったりです。季節が合えばぜひ検討したい花の一つです。
4. カーネーション
- 花言葉:「無垢で深い愛」「感謝」
- 特徴:母の日のイメージが強い花ですが、フリルのような花びらと華やかさはプロポーズにも好相性。色によってはピンクで「温かい心」など、気持ちをストレートに伝えられます。
5. ユリ
- 花言葉:「純潔」「威厳」「無垢」
- 特徴:高貴で存在感のある花です。香りが強めの種類が多いため、相手が香りを好むか、渡す場所が密室ではないかなどの配慮をしつつ選びましょう。
筆者が選ぶ個人的おすすめフラワー
ここまではバラ以外で「人気」の高い花をご紹介しましたが、次は筆者が「個人的にプロポーズに贈るならぜひこれを!」と思うおすすめの花をピックアップします。好みや季節感を大切に、ぜひ参考にしてみてください。
1. アネモネ
- 花言葉:「はかない恋」「期待」「あなたを愛します」など(色によって異なる)
- 魅力のポイント:やや繊細で可憐な雰囲気を持つアネモネは、どこか儚げで上品な印象があります。「儚い恋」など一見ネガティブにも見える花言葉がある一方で、「期待」という前向きな意味合いを持つ色もあるため、相手やシーンに合わせて色選びを楽しめます。シンプルながら存在感があるので、主役としても活躍します。
2. スイトピー
- 花言葉:「門出」「別離」「ほのかな喜び」
- 魅力のポイント:ふんわりとした花びらと優しいパステルカラーが特徴。香りも良く、どこか少女漫画のような可憐さが漂います。特に「門出」という花言葉は、結婚という新しい人生のステージに進むプロポーズにもぴったりです。「ほのかな喜び」という控えめなメッセージも、ふたりのこれからの生活を穏やかに彩ってくれそうですよ。
3. ラナンキュラス
- 花言葉:「魅力的」「美しい人格」
- 魅力のポイント:幾重にも重なる花びらがとてもゴージャスでありながら、派手すぎない可憐さが魅力。色によって雰囲気が異なり、ピンクやオレンジは華やかさを、白は清楚さを演出します。美しく重なる花びらは、「これからの人生を二人で何重にも重ねていく」というイメージにも重なり、プロポーズにおすすめです。
花選びで気をつけたいポイント
プロポーズでバラ以外の花を贈るにあたって、以下の点に配慮するとよりスムーズに想いを伝えられます。
- 相手の好み・アレルギーを事前チェック
どんなに素敵な花でも、アレルギーがあると台無しになってしまいます。香りの好みなども含めてリサーチしておきましょう。 - 季節や流通状況を確認
花によっては入手しづらい季節があります。お目当ての花があるなら、プロポーズの時期を考慮に入れて準備しましょう。 - 花言葉&色の組み合わせを意識
同じ花でも色が変われば印象や花言葉が変わります。相手がどんな言葉や雰囲気を喜ぶかイメージすると、花選びがより楽しくなります。 - 大きさや持ち帰りのしやすさも大事
大きすぎるブーケは持ち帰るのが大変ですし、花びらが散りやすい種類だと負担がかかる可能性があります。相手が受け取りやすい形を選びましょう。
プロポーズの思い出を永く残すには
一生に一度のプロポーズを彩る花は、思い出としても大切にしておきたいもの。そんなときは、Auno Flowerのようなフラワー加工・保存サービスを利用するのも一案です。プリザーブドフラワーやドライフラワーの技術で、プロポーズの花を長期間美しく保管しておけば、ふたりのこれからを見守ってくれる“思い出の品”になります。
まとめ
「プロポーズで渡す花はバラ以外でもOK?」と迷う方は多いですが、カスミソウやガーベラ、チューリップ、カーネーション、ユリなど、バラ以外にもロマンチックで魅力的な花がたくさんあります。
さらに、アネモネやスイトピー、ラナンキュラスのような少し珍しい花を選ぶと、個性的なサプライズや特別感を演出できます。
- 相手の好みや季節、花言葉に配慮する
- 大きさや香りにも気をつけて、渡すシチュエーションを考える
- 大切な思い出を残したい場合にはフラワー加工も活用してみる
バラ以外の花を取り入れることで、「やっぱりあなたのことをしっかり考えて選んだんだよ」という想いを、より一層込められるはずです。あなたのプロポーズが、心からの笑顔と感動で満たされますように。
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